中高生・10代の矯正の特徴

中高生・10代の矯正の特徴

歯の矯正何歳から大人の矯正か

中学生・高校生は大人の矯正

中学生高校生は大人の歯科矯正

何歳からがおとなの矯正になるのでしょうか?

子どもの矯正とおとなの矯正の治療方法は、年齢で分けられているのではありません。
乳歯が全て永久歯に生え変わった時点で、おとなの矯正治療となります。
ですから、小学校5~6年生でも全て永久歯に生え変わっていれば、もうおとなと同じ治療方法になります。
中高生の矯正治療は、もう子ども向けの治療ではありません。治療方法は基本的におとなと同じになります。
子供の歯科矯正治療の時期の図解

矯正はカッコ悪い?めんどうくさい?

矯正というと、どんなイメージでしょうか?
笑ったりするとワイヤーが見えて、矯正中であることが一目瞭然。
しかも2年ぐらいずっとその状態、ちょっと覚悟がいりますよね。
これが、日本の子どもたちが矯正をやりたがらない大きな理由だと思います。
また、親御さんとしては、歯並びが多少悪くても別にいいのではないか?お金もかかるし。と
お思いになる方もいらっしゃるかもしれません。

歯並びを良くするとメリットがいっぱい

しかし、歯列を矯正する目的は、見た目を良くするためだけではありません。
①まずみなさんに知ってほしいのは、歯並びが良くないと一生自分の歯で何でも食べることが難しくなる、という事実です。
歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすくなります。歯周病は歯並びの悪い部分から進行していくので、最悪の場合、その部分に入れ歯やインプラントを入れなければならなくなります。お年寄りでも入れ歯を使わず、自分の歯が全て残っている人は例外なく歯並びがいいのです。
②かみ合わせを良くすると体のバランスが良くなり、健康を維持しやすくなります。スポーツのパフォーマンスもアップします。
③歯並びが良くなると、自分の笑顔に自信が持てるようになります。笑顔が増えるとそれだけで人生が大きく開けます。

なぜ10代のうちに矯正をしておいたほうが良いの?

中高生・10代の矯正はおとなの矯正ということになりますが、30代や40代以上の人とまったく同じ治療方法というわけではありません。

歯を動かすということは、実は歯を取り囲んでいる「骨」を改造するということです。
歯に力をかけることによって接している骨を吸収させ、その結果、押された方向へ歯が動き、もとの場所には骨の再生が起こります。
若いうちは骨がまだ柔軟なため改造が起きやすいのですが、歳をとるほど骨の改造が起きにくくなり、歯は動きにくくなります。
そのため、まったく同じ歯並びでも、高齢になると歯の動かし方に制約が出てきて、若い時と同じ治療方法ができなくなってしまう場合があります。
また、歳をとってから矯正を行うと、歯グキがやせて歯の根元に隙間ができてしまうことがあります。
つまり、若いうちは歯が動きやすいのです。

10代のうちに矯正をするメリット

①中高生のうちはまだ歯が動きやすく、理想的な歯並びをつくりやすい。
②歯が動きやすいので、歯を抜かずに矯正できる可能性がある。
③矯正で歯グキがやせてしまうことが少ない。
④社会人になってからだと、忙しくてなかなか治療に通えなくなる。
⑤早い時期に歯並びを良くしておけば、それだけ幸せが増える!

中学生・高校生が矯正治療をやらない理由

中学生・高校生が矯正治療に踏み切れない理由は、
第1位 見た目が気になる
第2位 痛くないか心配
第3位 食事がしにくそう

見えない、痛くない、食事がしやすい矯正があります!

当院では、良い歯並びの第一歩を踏み出していただくために、インビザライン(マウスピース矯正)を採用しております。
見た目を気にせず、痛い思いもせずに、取り外しができるため食事もしやすい上に、従来の目立たないワイヤーの矯正と比較して、効果に違いはほとんどありません。
以下、メリットとデメリットを比較してみました。
メリット
デメリット
インビザライン
透明、取り外し可能なマウスピース型(インビザライン)
メリット
  • 透明なので他人からほとんど気づかれない。
  • 食事と歯みがきのときは取り外せる。
  • 器具が当たって口の中に傷ができることがない
  • 虫歯になることが非常に少ない。
  • 痛みがあまりない
デメリット
  • 装着時間が短いと、計画通りに歯が動かなくなる。
白いブラケットと白いワイヤー
透明なブラケットとホワイトのワイヤー
メリット
  • 白いブラケットと白いワイヤーで金属のブラケットよりは目立たない。
デメリット
  • 歯みがきがしにくいため歯垢が付きやすく、念入りに歯みがきをしないと虫歯にな りやすい。
  • 装置が外れたり、口の中に傷ができたりするトラブルが比較的起きやすい。
インビザライン(マウスピース矯正)
について詳しく »