舌突出癖(その4)

歯は内側から舌に押され、外側から口唇・頬に押され、おさまる位置に並んでいます。 舌突出癖があると、歯を取り囲む筋肉のバランスが崩れ、歯並びが悪くなります。 この癖を改善するトレーニングを「口腔筋機能療法」(通称MFT)といいます。 ●舌や口唇などの筋肉の力をつける ●食べ物の正しい噛み方・飲み込み方、発音方法を覚える ●安静時における舌と口唇の正しい位置を習得する 通常、MFTは矯正治療の一環として行われます。月に1~2回のペースでレッスンを受け、家では毎日トレーニングを行います。 また、口唇圧や舌の位置を改善するには、鼻呼吸できることが必須になります。鼻づまりや扁桃肥大がある場合は、耳鼻科での治療も必要です。